六、とく 


一つの花 2014/04/21 21:05:30
「ゆみ。さあ、一つだけあげよう。一つだけのお花、大事にするんだよう――。」

 このお父さんの言葉を、胸に(心に)しっかり刻みつけて聞いた人がいたでしょう、誰?
 たったこの一言の問いで、この一連のできごとをすぐそばで全部見ていて、知っていて、心をいため、一生忘れられない人が、お父さんとゆみ子のすぐそばにいたこと、これに気づかされます。
 この発問のことを聞いた時は愕然としました。自分の読みの力は全然足りないと。

 (「そして『大事にするんだよう』とは自分に言われたことだと聞いたのは、誰?」というのは付け足しの発問ですが。)