気になる記号

 光村 3年上

 教科書のページの下部に「ほうこくする文章を書こう」とある。作文単元だ。しかも課題作文。今風の「報告書」の書き方だ。

 4年生で、「読書生活について考えよう」という単元があるので、参照して欲しい。この単元と同様の報告書を書くという単元だ。

 準備物:

 区画 5区画。本読みは6人。

  1. 書き出し
  2. [1]ざいりょうを集めましょう。
  3. [2]集めたざいりょうをもとに考えましょう。
  4. [3]ほうこくする文章を書きましょう。
    ・西山さんの作文
  5. [4]読み合って、かんそうをつたえましょう。

 第一次指導 概観

一、よむ ○昨日、お家で読んでみた人。
・順番読み。6人。
(1) 活動の流れの中も読ませる。
(2) カードの中も読ませる。カードの中は左から。
(3) 下の絵の中にある言葉も読ませる。
(4) 子どもの絵の吹き出しも順に読ませる。
 作文:作文全部と、下の言葉も読ませる。
  特に、<ほうこくする文章で、よく使う書き表し方>の囲み記事は必ず読ませること。
(5) 吹き出しの左の言葉、吹き出しの中も読ませる。
 「矢印ブック」の文字はいらないか。
10分
二、とく ○題目 気になる記号
 報告する文章を書いてもらいます。

◎ひびき
 集めて、考えて、書いて、読み合うのね。

○手引き
 することを短い言葉で書き出しましょう。
三、よむ ・黙読 15分
四、かく (1) ○
(2) 集め
(3) 考え
(4) 書き
(5) つたえ
五、よむ ・指黙読1回。指斉読1回。
六、とく ○事実・区分
 一人でするところ。友だちと一緒にするところ。

◎山
 集めるとき。カードを使う。カードを使うと良いことがある(分類できる、足りないことが分かる)。
 考えるには、似たところ、違い、何故? と考える。
 書きは、下記を順に。
  きっかけ
  調べ方
  分かったこと
  かんそう
 つたえ、は、

○余韻
七、よむ ・指斉読1回。

第二次指導 第1時

一、よむ ○昨日、お家で読んでみた人。
・順番読み。6人。
10分
二、とく ○おさらい
 カードを使って、ざいりょうを集めます。(カードを使うと良いことがある。)
◎承接
 考える、が大事。
○手引き
三、よむ ・黙読 15分
四、かく  カードをよく見て、
にているものをまとめたり、
ちがいをくらべたりしましょう。
 ・同じところやにているところはどこか。
 ・なぜ、同じなのか、にているのか。
 ・ちがうところはどこか。
 ・なぜ、ちがうのか。
五、よむ ・指黙読1回。指斉読2回。
六、とく ○語義・区分
 2区分の後、後半を「似ている」「違う」で更に2区分。

◎心
 似ているところを探して、何を考えるの?
 違うところを探して?
 分からなかったらどうする? (まぁ、大人に聞くか)

○余韻
 それを段落に分けて書くのね。
七、よむ ・指斉読1回。

 

 ここまでで指導の前半を終え、子ども達の活動に入る。
 カードを配布し、気になる記号を決めさせ、調べさせる。
 調べる期間は、3日間ぐらいが適当ではないか。(地域の特性があるので多少前後するだろう。)
 友だちと一緒に探しても良いことにする。(集団律がよく働く頃なので、良かったり悪かったりするが)
 この間は国語の時間はしばらくお休みにして、他教科の指導に重点を置く。(そろそろ水泳指導が始まる頃ではないか。算数・社会・理科等は大丈夫?)
 しかし、終わりの会等で進捗状況について子ども達から聞くことを忘れないように。気になる子どもには、個別対応で。

第二次指導 第2時

一、よむ ・記号は集まっていたかな?
・今日から教科書の勉強に戻ります。
○昨日、お家で読んでみた人。
・順番読み。6人。
10分
二、とく ○おさらい
 カードを使って記号を集めています。
 カードを並び替えたりして、同じところ、違うところを探しました。
◎承接
 それを報告文に書きます。
 分かり易く書くことが大事ですね。
○手引き
 分かり易く書くために注意することは?
  段落を分けて
 更に。
三、よむ ・黙読 15分
四、かく  調べたきっかけ
 調べ方
 調べて分かったこと
  大きく三つに分けた。
 かんそう

<ほうこくする文章で、よく使う書き表し方>
 ・調べました。
 ・分かりました。
 ・考えてみました。
 ・気がつきました。
 ・はじめて知りました。
 ・−−−をしめしています。
 ・−−−のようです。
 ・−−−だそうです。
 ・−−−のです。
五、よむ ・指黙読1回。指斉読2回。
六、とく ○語義・区分
◎心
○余韻
七、よむ ・指斉読1回。

 

1時間目  で、次の国語の時間は、カードを使って下書きを書かせたい。
 下書きはノートに書かせる。
 1時間が終わったら、書き終えていなくてもノートを転出させ、進捗状況を確認する。できるだけその日の内にノートは子どもに返却したい。下書きの完成は宿題。
2時間目  更に、次の時間は、下書きを友だちと交換して、読み合わせ、分かりにくいところを修正させたい。
 交換の時間:10分間程度。
 作文の修正:30分間程度。
3時間目  更に、次の時間は、報告文を清書させたい。

 準備物:作文用紙
4時間目  感想を伝え合う。(書いた後の作文指導を参照)