昭和四十年一月 広島県因島市立外浦(とのうら)小学校にて
鈴木佑治先生御講述筆録
一 単純形態による作文の指導
二 単純形態による入門期の扱い

 序
いずみ会長 宇津宮 新
 このたび、広島県因島市の道友香川さんが、標題の、
  1 単純形態による作文指導
  2 単純形態による入門期の取扱い
を作って下さいました。
 これは、鈴木先生が、今迄数度にわたっての因島に御遊行なさった折の御講演や、御教壇を集録された、実に貴重なものです。(尤も作文の教壇例は青森県三戸小でのものも入れてあります。)これで、先生が先に岩手県沼宮内小で御講述なされた、
  3 国語科指導の単純形態
が発行されると、三部で単純形態(螺旋的向上の教理)が完結するわけです。
 鈴木先生が、この三つをそろえたいと申されたのが教年前のことですから、先生が、いかに、口先きだけでなく、行を大事になされるかを感じとることが出来ると思います。私共は、先師の深い道を、そのままに行ぜられて、ここに至られた鈴木先生の偉大さを思うと共に、そうした師を持つありがたさを今更のように思うものです。
 尚、国語科の単純形態は、改訂して頂いて発行します。合わせて熟読され、日々の教壇に具現するようお願いいたします。
     昭和四十二年二月 青森県八戸市の寓居にて

・ 追記 昭和五十三年七月に発行された芦田恵之助先生鈴木佑治先生教壇記録と講話に国語科指導の単純形態をのせました。